刺繍のある暮らし(連載)

刺繍のある暮らし 08|ビーズ刺繍のブローチ、ポニーフック

こんばんは。刺繍作家のアズママイコです。

刺繍作品アルバムの 08 をお届けします。

★この連載の目次ページはこちら

 

ドライブ中も刺繍

昔の写真を振り返っていると、よく出てくるこの構図。左にバッグ、右に刺しかけの布。車の助手席で撮影するときの、私の定番パターンです。 “LIFE”の連続模様には、不思議な中毒性があります。ひとつ刺し終えると、次は別の色で作りたくなる。そんな気持ちに駆られる人が続出しています。私もそのひとりです。

 

ビーズ刺繍のポニーフック

ポニーフック。以前にも少し書きましたが、私はヘアアレンジが得意ではありません。だからこそ、一つ結びにして少し添えるだけで整うアクセサリーがとにかく重宝します。

 

ビーズ刺繍のブローチ

これはブローチ。透明、白、金、そして少しの銀。静かな色ばかりを集めて華やかに。

 

かわいいパフェ

ヘアアレンジもそうですが、お菓子作りも得意ではありません。でも、甘いものを食べるのは大好きです。これはランが小学生の頃に作ってくれたミニパフェ。嬉しそうにスマホで写真を撮っていたパパの姿も思い出のひとつです。

 

刺繍レッスンのカリキュラム作品「こましかく」

娘たちは小学生から中学生まで、ずっとリビング学習でした。大きなテーブルに並んで、ノートと刺繍。彼女たちは宿題、私は刺繍。それが、我が家のいつもの夕方の光景でした。

 

刺繍作品を布の箱に仕立てる

一つ上の写真で刺していた「こましかく」は、「ましかく」のデザインをそのままに、サイズと細かさを少しだけ縮小した作品です。布の箱に仕立てると、糸巻きがちょうど9個、気持ちよくおさまります。

 

刺繍レッスンのカリキュラム作品「でかしかく」

今の「でかしかく」になる前のデザイン。皆さんが少し苦手に感じるステッチを、練習の中で自然に覚えられるようにと考えて作りました。

この日も、習い事の待ち時間にカフェでちくちく。右に写っている万年筆「ツイスビー」は台湾のメーカーのもの。カジュアルな価格帯で気軽に使えるところが気に入っています。ステンレススチールのペン先の硬さも、これはこれで書きやすい。(普段は金のペン先を選ぶことが多く、その柔らかさが好きです)

 

玉造(大阪)コーヒーと食パンの専門店

この頃、娘たちに朝ごはんを自分で作れるようになってほしくて、玉造にあるお気に入りのパン屋さんへ何度か通いました。お店では焼きたての食パンをさらに調理して出してくれるのですが、簡単なオープンキッチンのようになっていて、その様子を娘たちに見せたのです。おいしいパンを焼くイメージを持ってほしくて。そのお店で買った木のプレートは、今でも一人で朝食をとるときに時々使っています。

 

刺繍作品「空に星月、道ばたに花」

2019.07.21.撮影

刺繍雑誌『ステッチイデー』さんに掲載していただいた作品。新しく作り直したInstagramにも写真を載せましたが、実際にこの作品を作ったのはこの頃です。

 

かわいいを持ち歩く

刺し子のトートバッグに、刺繍のポーチや万年筆ケースを入れて。どこへ行くにも、手仕事の道具が一緒です。

「かわいいを持ち歩く」—— それが、私の作品のテーマです。

 

 

刺繍のある暮らし

このアルバムシリーズを通して、少しずつ過去の作品を振り返っています。前回のvol.7 も、よければあわせてご覧ください。

 

ちょっとだけ近況報告

先日書いたブログ記事でご案内した、クロスステッチ作品をパッチワークでお道具ポーチに仕立てるレッスン。その記事をご覧くださって初めて教室に来てくださる方、それをきっかけに一緒にスタートされたお生徒さん、そしてお問合せをくださる方が少しずつ増えてきました。

皆さんから「初めてでもできますか?」とよく尋ねられるのですが──

マイコ
できます、できますとも!

YouTubeやInstagramのリールなどで簡単な刺繍のやり方を学べる時代ではありますが、教室には教室の良さがあります。少し難しそうに見える作品でも、ストレスなく、安心して、楽しく作れるように。私たちがしっかりとアテンドいたします。「作りたい」「これ欲しい」と思ってくださった方は、どうぞお気軽にレッスンへお越しくださいね!

刺繍布をパッチワークで仕立てるお道具ポーチ|大阪の刺繍・パッチワーク教室

"アヒルスワンちゃんのお気に入り" お道具ポーチ テーブルに置かれた姿から伝わる、やわらかな厚み。ファスナーを開けると、お気に入りの道具たちがきちんと並んで迎えてくれます。 クロスステッチで仕上げた刺 ...

続きを見る

 

パッチワーク教室もしています|大阪市中央区

パッチワークの記事、いくつかあります →こちら

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

word 刺繍作家アズママイコのLINE公式アカウント Instagram 暮らしの刺繍雑貨店ネットショップ ブログのランキングを見る

はじめての刺繍教室 手芸キット 認定講座のご案内

  • この記事を書いた人

刺繍作家 アズママイコ

1979年生まれ・大阪市在住 「かわいいを持ち歩く」をテーマに作品やキットの制作をしています。 2010年刺繍作家として活動を開始、2012年10月刺繍教室を、2016年5月からは仕事にしたい方向けの認定講座も始め、これまで200名以上の方の刺繍デビューをお手伝いしました。 ★家族:夫、高3長女、高1次女 ★趣味は洋ラン・ピアノ

よく読まれている記事

-刺繍のある暮らし(連載)

© 2025 アズママイコの刺繍教室|刺繍キットのオンラインショップ|大阪 Powered by AFFINGER5