刺繍のある暮らし(連載)

刺繍のある暮らし 07|刺繍ペンケースキットの説明書・万年筆コレクション

こんばんは。刺繍作家のアズママイコです。

刺繍作品アルバムの 07 をお届けします。

ではさっそく本編へ。

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私の万年筆コレクション

ピンクの万年筆が好きで、気がつけば(価格的に)手の届きやすいものから特別なものまで、いろいろと集まっていました。それぞれにそれぞれの良さがあって、色の違うインクを吸い上げ、気分に合わせて書く時間が好きです。

 

刺繍ペンケースのキットの説明書

今回のペンケースキットの説明書は、すべて手書きで作りました。万年筆のインクを何色も使って、ひとつずつ文字を描き入れています。

 

自作の万年筆ケース

万年筆は精密なつくりなので、それ同士がぶつかり合うのは避けたいもの。そこで、一本ずつ小さな“個室”に分かれたペンケースを自作しました。

 

カフェ仕事にも愛用の万年筆を

ケースの下の方に刺繍で「まいこ」と名入れをしています

出先でノートを開くときも、お気に入りのケースごと連れていきます。

いつものカフェでも、書く時間が少し特別なものに変わります。

 

インクのためのメモ

どのペンにどのインクを入れたかを、手帳に書き残しています。

オリジナルインクは、セーラー万年筆の職人さんがその人のためにブレンドしてくださる特別なもの。レシピも記録してくださるので、同じ色をいつでも注文することができます。私の初めてのオリジナルインクには、「ランちゃん」という名前をつけました。

 

桜と刺繍と万年筆

桜の枝を買って飾ると、北向きの部屋にも春の光が入ったように感じます。

Rの刺繍が入った布は、娘のランが使っていたキッズケータイのカバーとして作ったもの。季節の枝ものを生けるだけで、暮らしが少し華やぎます。

 

クリスエールさんという職人さんの手づくりの万年筆。

高級時計の部品を分解して組み立てられたもので、文字盤は5時を指しています。好きな時間、そして「アフター5」という言葉も。書き味はもちろん、見惚れてしまうほどの存在です。

 

谷町四丁目・常盤町のマンション

懐かしい、前のマンション。枝ものはドウダンツツジやアセビをよく飾っていました。この部屋では、6〜7人のお生徒さんとレッスンをしていたこともあります。小さな空間の中に、たくさんの笑い声がありました。

 

カリキュラム作品「ましかく」の生成

「ましかく」の配色に、生成を増やしました。この頃よく使っていたのは、イタリア製の小さなはさみ。とてもよく切れるものなので、布の近くに置く時は要注意です。

 

ビーズ刺繍のチャーム

"LIFE"のバッグにつけたビーズ刺繍のチャーム。このチャーム、確か阪急うめだ本店さんでもワークショップをしたはずです。

 

 

刺繍のある暮らし

このアルバムシリーズを通して、少しずつ過去の作品を振り返っています。前回のvol.6 も、よければあわせてご覧ください。

 

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  • この記事を書いた人

刺繍作家 アズママイコ

1979年生まれ・大阪市在住 「かわいいを持ち歩く」をテーマに作品やキットの制作をしています。 2010年刺繍作家として活動を開始、2012年10月刺繍教室を、2016年5月からは仕事にしたい方向けの認定講座も始め、これまで200名以上の方の刺繍デビューをお手伝いしました。 ★家族:夫、高3長女、高1次女 ★趣味は洋ラン・ピアノ

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