こんにちは。刺繍作家のアズママイコです。
子どもに「はじめてのお裁縫」を体験させたいと思ったことはありませんか?
でも、こんなお悩みもあるのではないでしょうか?
・夏休みの自由研究に何をさせようか迷っている
・刺繍って難しそうで、子どもにできるのか不安
・やらせてみたいけれど、どう始めたらいいかわからない
そんな時におすすめしたいのが、お子さんでも楽しめる刺繍キット「KIT037・小さな人たち」です。
今日は、私の教室でも毎年人気のこのキットについて、刺繍初体験のお子さんでも楽しめる理由と、親御さんからのお声、活用アイデアまで、たっぷりご紹介します。
子ども が頑張れる、大切なポイント3つ!

小3だったうちの次女がミシンで縫い物をしています

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作っていて嫌にならない作品
やってもやっても終わらない…なのに期限もある…。そんな苦しい作業になってしまうと、子どもはやる気を失ってしまいます。嫌になる前、まだ楽しいうちに完成するくらいの適度なボリュームのものを選びましょう。 -
多少上手にできなくても満足のいくデザイン
たとえば、お子さんが好きな色のものを選べるようにするのが効果的です。いくつかのデザインやカラーを一緒に見て「これがやりたい!」という言葉が自然に出てくるものを選ぶのがおすすめです。 -
作ったものが捨てられることなく、誰かに大切に使ってもらえる、もしくは自分で使えるアイテムであること
「せっかく作っても使ってもらえないかもしれない」という不安があるよりも、「本当に使うもの」として認識できるアイテムだと、子どもも一生懸命取り組みやすくなります。
以上のポイントを押さえながら、私がオススメしたいキットを簡単なものから順にいくつかご紹介します。
くまちゃんの壁飾りシリーズ
- KIT020「くまちゃんだよ」
- KIT021「夏だよ」
- KIT022「なかよしだよ」
こちらのキット3つは、仕立てが一切必要ない作品です。
土台となるフェルトが既にフレームにはめられた状態のキットですから、お子さんは、できあがりの写真を見ながらくまちゃんのお顔や周りの模様を簡単に縫い付けていくだけ。
中でもKIT020「くまちゃんだよ」には初心者さん用のご用意があります(中級者さん用と選べるようになっています)。くまちゃんの形のフェルトもカット済み、縫い付ける場所にもガイドがついた状態の材料をセットしています。
つまり、このキットが私のデザインしたものの中で一番簡単なものです。
「くまちゃんの輪郭が上手にカットできなかったら一気にやる気をなくしちゃいそう」「ずっとそばについて教えるのは大変」という場合は、この初心者さん用をお選びください。
この初心者さんver.は、ママがそばについていれば、幼稚園のお子さんでも作ることができるほどですよ!
型紙を元に、ゆっくりでもいいのでママが(もしくはお子さんが)フェルトをカットできそうであれば「中級者さんver」をお選びください。ここでいう中級者さんは、お子さんとしてのレベルの話です。=大人でいう初心者さんくらいの簡単さです。
KIT021「なかよしだよ」ではくまちゃんが2匹になります。
KIT022「夏だよ」ではくまちゃんの他にカモメ達や灯台などのモチーフも登場します。また、“SUMMER”の刺繍での文字入れも出てきます。その部分をお子さんのお名前などに変更してみても素敵ですね。

子供さんにもできる! クロスステッチ のフレーム作品

フェルトとビーズで作るニードルブック
お嬢ちゃんでも作れますよ! ということで「お嬢ちゃんニードルブック」といいます。ブック状になっているのですが、中のページの部分に針を刺してしまえるようになっているお役立ちアイテムです。
説明書は大人の方が読む前提で作っています。表とか裏とか、下からとかどうとか。そういったことを大人の方が理解をして、指で差してお子さんに説明してあげてください。何をどうするのかさえお子さんが理解してくださったら、作業そのものは本当に簡単です。時間もそこまでかかりません。
あっという間にくまちゃんができて、周りにキラキラをつけて、あとは順序どおりに仕立てていきます。先ほどの壁飾りと比べると、仕立てもやる分こちらの方がレベルアップです。
仕立ての場面では、段階ごとに説明をしてあげるとストレスなく作っていただけます。
→仕上がったものはお子さんのお裁縫道具に加えると針がすっきりと収納できますし、針を使う度にきちんとしまうことの大切さを教えてあげやすいのでデビュー作としてもちょうどいいアイテムです。


夏休みにぴったりな3つのポイント

そしてこちらは小5だった長女です
【1】自由研究としても提出できる
図案や糸の色を変えて、「自分だけのデザイン」を作る工夫も可能。
お子さんの発想を活かして取り組むことで、自由研究としての提出にも対応できます。
【2】親子で一緒に楽しめる
「ママと一緒にやってみたらすごく楽しかった!」という声も。
途中でつまずいても、そばで少し手伝ってあげるだけでぐんぐん進みます。
【3】手を動かして、心が落ち着く時間に
暑い午後、テレビやゲームに頼らず静かに集中する時間を。
ちくちくと針を進めていくことで、自然と心も整います。
クロスステッチフレームをお子さんが体験された親御さんの声
マイコこのキットでワークショップをした時のその後のママのお声です「せっかくの梅田のお出かけだから、ワークショップの後はどこか寄り道して帰ろうと思っていたのに、娘が“早く続きが刺したいから”とすぐに帰ることに…。その後も、学童から帰ってきたらすぐに自分で続きを刺していて、驚きました!」
大人が思っている以上に、子どもたちは「やってみたい!」気持ちを持っていて、針と布を渡してあげるだけで夢中になれるものなのだと、教室でも日々実感しています。
「子どもと刺繍」から広がる世界
刺繍は「手芸の一種」ですが、決して特別な人のものではありません。
むしろ、
・自分のペースでできること
・飾れる、使える形になること
・心が落ち着くこと
こういった魅力があるからこそ、家庭での学びや遊びとしてもとてもおすすめです。
そして何より、お子さんと過ごした時間の中で一緒に作った「作品」は、一生の思い出になります。
キットの詳細・購入はこちらから
▶ 小さな人たち 刺繍キット(KIT037)|ネットショップページへ
価格:税込 990円
所要時間:約1.5〜2時間(年齢によって前後します)
完成サイズ:直径約8cmの丸フレーム仕上げ▶ 「くまちゃんだよ」「なかよしだよ」「夏だよ」などアップリケ作品のキット
価格:税込 1,210円〜1,738円
所要時間:約2〜4時間(年齢によって前後します)
完成サイズ:直径約8cm〜の丸フレーム、楕円フレーム仕上げ
もっと詳しく知りたい方へ|制作ストーリーも公開中
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キット誕生の裏側や、配色や世界観に込めた思いを綴った記事です。
「なぜこのキットを作ったのか?」を知っていただけたら嬉しいです。
お問い合わせ・在庫状況について
在庫には限りがあります。
また、お教室での体験レッスンもご希望の場合は、お気軽にLINEにてご連絡ください。
もっと楽しみたい方へ|「小さな人たち」12人バージョンも登場!
「KIT037 小さな人たち」は、小さな丸フレームの中に物語が広がるようなデザインですが、この世界観をさらに広げた作品も登場しています。
その名も《エスカレートver.》。なんと、12人の“ちいさな人たち”が一列にずらりと並んだ、特別感たっぷりのクロスステッチ作品です。
より本格的にステップアップしたいお子さんや、大人の方が夢中になれる作品をお探しの方にもおすすめ。
▶ 12人の小さな人たち 刺繍キット(KIT038)|ネットショップページへ
価格:税込 3,300円
所要時間:数日かかります(年齢によって前後します)
クロスステッチ初心者さん向けの小冊子ができました
クロスステッチを初めて体験する方へ向けて、《クロスステッチの小さな教科書》を制作しました。刺し始めの基本から、裏面をきれいに保つためのコツまで、図解つきで丁寧に解説しています。この冊子はお子さん向けではなく、「教える立場の大人の方向け」です。「子どもに刺繍を教えたいけれど、自分も初めてでちょっと不安…」という方は、ぜひお手元に置いてみてください。
(詳しいご案内は近日中にブログでもご紹介予定です)
▶ はじめてのクロスステッチ 入門の栞|ネットショップページへ
価格:税込 935円
最後に
「子どもに刺繍なんてまだ早いかな…」
そんなふうに思っていた方にも、
「やらせてみてよかった!」と思っていただけるように、ひとつひとつ丁寧に作ったキットです。
この夏、親子で一緒に、ちくちくと心をほどくような刺繍時間を過ごしてみませんか?